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現在、数量表現の日英翻訳は英語解析からの研究と日本語解析からの研
究が行なわれてきた。前述は助数詞とターゲット(対
象とする名詞)の関係から翻訳パターンを決める研究[1]が、後述は、構造的に分類する方法や、数量詞とターゲットの意味関係による
翻訳パターンの研究が行なわれてきた[2]。
しかし、これらの研究は数詞、助数詞、名詞の組合せのみを研究の対象
としていた。そのため数詞と名詞の組合せに直接影響を及ぼさない接
頭・接尾辞は研究の対象とされ
ていなかった。
そこで本研究では、一般的な規則、対訳コーパスより生成した基準値
の導入や数詞の桁数、助数詞、名詞の意味属性に着目することで、接頭・接尾辞の研究方法を提案し、その評価を報告する。
平成13年3月22日