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接頭・接尾辞の定義
従来、数量詞に対する接頭・接尾辞は吉武らが考案した数量接頭語、数量限定語 とされているが、その明確な定義は決まっていない。そこで、本研究では接頭・接尾辞の定義に日英機械翻訳シ ステムALT-J/Eの日本語形態素解析部分をパッケージ化したALTJAWSの品詞コード を用いた[4]。ALTJAWSは吉武らの定義と違い接辞だけで20種以上 あり、品詞は細かく分類されている。本研究ではALTJAWSにおける品詞コード 6240、6170を接頭・接尾辞として扱う。以下に数量詞の定義と接頭・接尾辞の定 義を示す。
数量詞 = [数量接頭語][符号](符号)(助数詞)[数量限定語]
表1:接頭・接尾辞の定義
品詞コード
名称
例
接頭辞
6240
助数詞継承型
約、平均など
接尾辞
6170
前置助数詞型
弱、以下など
平成13年3月22日