next up previous
次へ: 接頭接尾辞の分類 上へ: 992014 接頭・ 接尾辞を含む数量表現の翻訳方法 戻る: 992014 接頭・ 接尾辞を含む数量表現の翻訳方法

はじめに


現在、数量表現の日英翻訳は英語解析からの研究と日本語解析からの研 究が行なわれてきた。前述は助数詞とターゲット(対 象とする名詞)の関係から翻訳パターンを決める研究[1]が、後述は、構造的に分類する方法や、数量詞とターゲットの意味関係による 翻訳パターンの研究が行なわれてきた[2]。
しかし、これらの研究は数詞、助数詞、名詞の組合せのみを研究の対象 としていた。そのため数詞と名詞の組合せに直接影響を及ぼさない接 頭・接尾辞は研究の対象とされ ていなかった。
そこで本研究では、一般的な規則、対訳コーパスより生成した基準値 の導入や数詞の桁数、助数詞、名詞の意味属性に着目することで、接頭・接尾辞の研究方法を提案し、その評価を報告する。



平成13年3月22日