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品詞コードのみを使用した構造規則、品詞コードと意味属性を混合した規則、意味属性のみを使用した構造規則を組み合わせた場合の正解率

図 5.1に品詞コードのみの規則と意味属性のみの規則の適用の割合 を変化させたときの係り受け解析正解率の変化を示す。ここで、品詞コードと意 味属性を混合した構造規則は同格を含む用例を抽出する目的で、一番初めに 適用される。

本実験では、予測正解率85%以上および70%以上の品詞コードのみを使用した係 り受け規則を適用し、適用されなかった実験データに対し、意味属性のみを使用 した構造規則を適用し、最終的な正解率を出した。

結果は、図 5.1より予測正解率85%以上の品詞コードのみを使用し た構造規則を適用し、その後意味属性のみを使用した構造規則を適用し た場合、最も係り受け解析正解率が高くなった。これより、品詞コードを使用し た構造規則の有効性が示された。


  
Figure 5.1: 品詞コードのみの規則と意味属性のみの規則の適用の割合を変化さ せたときの係り受け解析正解率



Charlie &
1999-06-03