------------------------------------------------------ チャットシステムver5.0 使用方法 ------------------------------------------------------ 1.システムの特徴と問題 ・プログラムはC言語で書かれています。  ANSI C規格に基づいたコンパイラが必要です。 ・GETメソッドを使用しています。 ・タグが使用できます。 ・利用状況が分かります。 ・ブラウザにフレーム機能がなくてもチャットはできます。 ・1対1対話モードがあります。 ・プログラムが分散化していて、かなり多いです。 2.注意事項 ・このプログラムはフリーウエアです。しかし、著作権は放棄しません。  私の承諾なしに複製して他の人に提供したりしないでください。 ・私が求めればプログラムの使用を中止させる権限を持つものとします。 ・チャットを設置する場合、itihara@graph.ike.tottori-u.ac.jpへ  私にチャットを設置するURLを教えてください。 ・このプログラムを走らせることで問題が発生したとしても、私は責任をもてません。 ・あらかじめC言語が使えることを確認してください。 ・念のために書いておきますが、これはサーバ管理者が一般ユーザのCGI使用を許可していないと使えません。 以上を受諾する方は、次の設置手順へ進んでください。 3.チャットの設置手順 ダウンロードしたchat.lzhを解凍すると以下のファイルがあります。 <テキストファイル> readme.txt................取扱説明 <HTMLファイル> index.html................インデックスページ go.html...................入室フォーム okite.html................チャットの説明ページ <C言語ファイル> (ヘッダ) cgichat.h.................ヘッダ (CGI) chatnavi.c................フレーム分割や入室フォームの表示 say.c.....................入室処理と発言フォームの表示 chat.c....................発言処理とログの表示 viewlog.c.................チャットログを表示する out.c.....................退室処理 vcust.c...................利用状況の表示 sendform.c................1対1メッセージ入力フォームの表示 send.c....................1対1メッセージ書き込み nfchat.c..................ノーフレームチャット (サブルーチン) addchat.c.................チャットログへの書き込み modcust.c.................利用状況の管理 nkf.c.....................漢字コードの統一処理 cgiparse2.c...............引数のコード変換 <GIFファイル> outimg.gif................退室のボタン ・HTMLファイルの書き換え index.htmlの場合 7行目の のURLをvcust.cを置くURLに 16行目の
のURLをchatnavi.cを置くURLに 26行目と55行目の 戻る のURLをチャットにリンクするホームページのURLに それぞれ書き換える。 go.htmlの場合 7行目の 17行目の 戻る をそれぞれ、index.htmlと同様に書き換える。 okite.htmlは自由にカスタマイズして下さい。書き換えなくとも使えます。 それぞれ名前やデザインなどは各自でカスタマイズしてください。 これで、HTMLファイルの書き換えは終了です。 ・ヘッダの書き換え。 cgichat.hはソースを覗くと#defineでグローバル変数を定義しているところがあります。 そこの定義内容をそれぞれ自分のところの正しいパスやURLに書き換えるわけです。 書き換えの必要な部分は、/*ここから要書換*/、/*ここまで要書換*/ というので括ってあります。 例えば、/home/keisanC/itihara/doc/cgi/というのは私のパスですから、自分のところの ディレクトリ /home/usr/www/~itihara/cgi/(仮)という風に、 http://graph.ike.tottori-u.ac.jp:8080/cgi/も私のURLなんで http://www.sainet.or.jp/~itihara/cgi/(仮)という感じに書き換えるわけです。 このパスやURLは間違えると動かなくなるので注意してください。 パスやURLはそれぞれ以下の場所を指定しています。 HOME_URL チャットにリンクしているホームページのURL CHAT_URL CGIプログラムを置くURL HTML_URL htmlファイルを置くURL JOREN_URL 常連リストのURL(欲しい場合のみ書き換え) (常連リストを作成した場合はvcust.cとnfchat.cの中の  常連リストへのリンクの表示部分が/**/で括ってあるので  それを取り除く。) CHAT_BIN CGIプログラムを置くディレクトリのパス TMP_DIR 漢字処理用のテンポラリファイルのディレクトリのパス (普通は/tmp/でいいと思います。だめなときは調べて下さい。) OUTIMG outimg.gifを置くURL ・ファイルの転送 書き換えが全て終了したらftpなどを使ってサーバの自分のディレクトリに ファイルを転送します。htmlファイル、C言語ファイルはそれぞれ 同じディレクトリに転送して下さい。全てアスキーモードで転送できます。 ・C言語ソースのコンパイル コンパイルはtelnetしてシェル上で次のように行います。 サブルーチンプログラムは >cc -o addcust addcust.c CGIプログラムは >cc -o chat.cgi chat.c のようにコンパイルします。ヘッダはコンパイルする必要はありません。 このccというのは私のところでコンパイルする場合のコマンドです。 サーバによって名前が違かもしれませんので、わからない場合は調べてください。 ファイル名はもとの.cという拡張子を消しすか、または.cを消して.cgiとします。 ・チャットデータファイルの作成 シェル上で次のように打って作成します。 >touch chat.dat (チャットログファイル) >touch cust.dat (利用状況ファイル) >touch time.dat (最終発言時刻ファイル) ・パーミッションの設定 拡張子が.cgiとつくものは >chmod 755 ファイルネーム chat.dat、cust.dat、time.datは >chmod 666 ファイルネーム のように設定します。 これで、準備完了です。ブラウザでindex.htmlを呼び出してみてください。 異常なくチャットが出来れば、自分のホームページにindex.htmlへのリンクを貼るなどしてください。 (ノーフレーム版もあるのでフレーム機能のないブラウザなどで動作の確認をした方がいいと思います。) しだめだったら、わたしのところに症状を書いて、itihara@graph.ike.tottori-u.ac.jpまでメールを、 またはWEB ICHIHARAのC言語CGI質問伝言板に質問してください。 わかる範囲で、お答えします。 1996年12月26日